K-1 福岡 2022 振り返り

スポーツ

予想内容はこちら↓

予想としては4つ外してますね。まぁそんなもんでしょう。

寺田 匠 VS 銀次

銀次選手後から知ったんですが栗秋選手にも勝ってるんですね。確かにそれだけの実力はありました。九州でも福岡だけは別で、やはり大都市なだけあって練習の環境も整ってる場所もあります。古くは酔いどれファイターやゆうき選手も福岡を拠点に活躍されていました。寺田選手はk1にアジャストしてはいますが完全にムエタイスタイルの選手でした。気になったのは首相撲でのこかしが見られたこと。k1では禁止だったと思うんですが、まさかレフェリーはあれが首相撲だとは分からなかったんでしょうか。k1のレフェリーならあり得ますね。

フェザー級トーナメント

今回レベルの高い選手が揃っていましたが、一つだけ不安だったのが試合を決める能力を持った選手がいなかったこと。全員テクニシャンよりの選手ばかりだったんですよね。今回からしばらくはk1の大会は誰が次のk1の顔になれるのか、というのがテーマだと思って見てましたが、k1の顔に求められるのはアグレッシブに攻撃していって倒せる選手です。これは絶対条件。そう思って見てみると、今回はまず軍司選手が一つ抜けたと見て良さそうです。倒す力が付いてました。武尊選手とのエキシ辺りからそこへのこだわりがより見られるようになってはいましたが、実際の攻撃力も追いついてきてましたね。今後が楽しみです。それと斗麗選手もやはり完成度が高かったですね。ただし攻撃力という点ではこれからなのかなといった印象。それとスタイルが綺麗すぎる。でももちろんこれからが楽しみな選手というのには変わりありません。

クルーザー級以上の試合

求められるのはKOのみです。レベルが低いのはしょうがない。この辺の階級は国内に練習相手がいないし体が大きいのでお山の大将になりがちなんです。技術と気持ちで楽しませられなければKO決着出来ないと呼ばれなくなると思いますし、選手層の薄さから呼ばれたとしても先を考えると衰退していく階級でしょう。むしろこの辺りの選手はもうbeaking downでやる方が盛り上がるんじゃないかと思ってます。

大沢 文也 VS デンサヤーム・アユタヤファイトジム

大沢選手の試合はいつもこんな感じですね。私は個人的にはテクニックのある選手は好きです。椿原選手も村越選手も大好きな選手です。確かに一発のある選手やキャラクターの立ってる選手は華があっていいんですが、特に村越選手のような言い方は悪いですが、才能も凡人の選手が努力と思考で強い選手を完封するというのは同じ凡人の私からすると感動的です。ただ大沢選手のようなタイプはそれとは違って、なんというんでしょう、毎試合後味が悪い。その原因がレフェリーなのか、選手なのか、ルールなのかは分かりませんが大沢選手の試合は後味が悪い試合がさすがに多すぎる気がします。本人もそれを良しとしている雰囲気もありますが、ファンの方ってどれくらいいるんですかね。ちょっと理解できません。もし大沢選手を応援する選手がそれほど多くいるようならそれはそれで良いと思います。

篠原 悠人 VS 与座 優貴

勝ち方が大事な試合だと予想では言いましたが、その勝ち方が素晴らしかったですね。こうなるとこの階級はチャンピオンの朝久選手、ゴンナパー選手、与座選手の三つ巴でしょう。実力ではゴンナパー選手が頭一つ抜けてますが、誰が次のチャンピオンになってもおかしくはないと思います。

ゴンナパー VS 岩崎

さすがのゴンちゃん。ブランク明けの岩崎選手にはちょっと酷なカードでした。ただ岩崎選手は本来ちゃんと実力のある選手なのでこれから使い捨てのようなことはせずに大事にカードを組んで欲しいと思います。

鈴木 勇人 VS 近藤 魁成

やはり厳しかったか、という印象。近藤選手には期待してるんですが、ちょっとメンタルが心配です。技術的なことをいうと左ミドルもちゃんとカット出来ないのはちょっとどうなのかと思いますね。あれだけ好きに蹴らせたらそりゃ右腕は使い物にならなくなります。鈴木選手はサウスポーの基本をちゃんと遂行出来ました。基本とはいえ攻撃をもらいながらあれだけ左ミドルを打って3R以内で効かせるというのは相当な心の強さがないと出来ません。同じサウスポーとして尊敬します。サウスポーの基本的な立ち回りは以前こちらで解説しています。

江川 優生 VS マキ・チャーチャイ

江川選手はちょっと厳しいですね。体が出来て今の階級に対応できても今のリズムでは倒せるような選手にはなれないと思います。とにかくリズムと攻撃の選択が良くない。

石井 一成 VS 藤田 和希

藤田選手良かったです。でもやはりフックの時に顔を横に向ける瞬間を狙われてましたね。でもこの選手は気持ちが強いんでまだ強くなると思います。フックの時の顔の位置も修正出来てはいませんでしたが修正しようとした跡は見られました。連勝中でも進化しようとしている証拠です。石井選手はデビュー戦で緊張していたみたいですが、この試合の最低ラインであるKO勝利を飾れたことは素晴らしいと思います。これでバンタム級も盛り上がりそうです。もちろん次のk1の顔候補の一人です。

次の予想はよこはまつりですかね。とりあえずk1グループは次のスターを出来るだけ早く確保したいでしょう。でも魔裟斗から武尊にいくまでに10年かかりました。それだけは1ファンとしても避けたいですね。今回は軍司選手と石井選手が名乗りを上げた感じかな。


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