前提として打撃系の格闘技は除外します。
1:剣道

これは意外かもしれませんが結構打撃系格闘技とも親和性が高いです。
理由の一つ目は利腕関係なくサウスポーから入れる事です。剣道は全員右が前足となります。よって格闘技を始める最初から有利とされるサウスポーでやれます。
理由二つ目は動体視力が良い事です。あまり知られていませんが剣道の竹刀の動きは対人戦では最速レベルのスピードです。よって自然と動体視力が発達します。
理由三つ目は足の動きが最初から出来てる事です。剣道の足捌きは格闘技の動きとほぼ同じです。そして格闘技系スポーツにおいて、足のステップや捌きは上半身の使い方以上に大切な要素です。それがある程度最初から出来るというのは有利です。
2:柔道

柔道出身の選手はシンプルに体が強いです。色々なスポーツと比較しても柔道の選手の体の仕上がりと柔軟性は飛び抜けています。他のスポーツや武道と比べても異常とも思える程の体をしています。そして体の動きを観察する能力も発達します。相手が次に何をするのか、その為に自分はどう動くべきかという感覚を養うのに向いています。
3:サッカー

サッカー出身の選手も体のバランスがとても良い。中短距離を走り込んでいる事と足腰がしっかりしていることから来るんでしょう。サッカーだから蹴りが強いと思いきや、体そのものの強さとバランスの良さで格闘技においてはオールマイティに上手な選手が多い印象。
4:野球

野球出身の選手も格闘技に転向してすぐ対応出来る人が多いように思います。これはスポーツそのものの親和性というよりも日本で一番メジャーで、人口も多いスポーツなので、それだけ体の育成システムが発展しているのだと思います。
5:ラグビー

このスポーツはもちろんフィジカルが強くなるという事もありますが、チームスポーツの中でも特に戦略が大事なスポーツなので自分の頭でちゃんと考えられる選手が多いですね。これはスポーツにおいても仕事においても人生においてもとても重要な事です。何が必要で、そのためには何が大事で、等の取捨選択、その際の決断力、こういった思考を持ってる選手が多い印象です。有名企業にラグビー出身のビジネスパーソンが多いのも頷けます。
6:テニス

テニス出身の選手のスタミナと瞬発力は本当に凄いです。スタミナが必要なのは言わずもがなですが、瞬発力も打撃の強さと比例します。そしてテニスも実は戦略が大事で、頭の良い選手が多い印象。頭が良いというのはスポーツにおいてもとても大事な要素です。
番外:新体操
これは女子限定になるので番外としてますが、新体操の身体能力と柔軟性は他のスポーツと比べて飛び抜けています。フィジカルだけでいうと中学生くらいの時点で既に今現在の格闘技のトッププロの女子選手と比べても遜色ありません。
一応こんな感じかな。ぱっと思いつくだけを並べているので他にももちろん親和性の高いスポーツはありますし、そもそも何もやっていなくても、何歳から始めても、自分次第で強くはなれます。何事にも可能性において0%というのはないのです。あくまでもちょっとした雑談程度だと思ってください。